抗えない花火の夜
あかり(30代後半・ヨガ講師 / 相手はY夫さん(友人の紹介で会った人)
Y夫さんが胸の先をきつく吸い上げると、腰の奥が強張った。
核心から始めてしまったけど、そもそもの話をさせてほしい。
スマホの充電が6%で、それだけ妙に覚えてる。
で、危ういと知りながら——一線を越える言い訳を探していた。
夫の隣にいても、透明人間になった気分だった。
Y夫さんは友人の紹介で会った人。近所でも噂になりかねない相手だと、分かっていたから、なお惹かれた。
台風で子どもの行事が中止になり、Y夫さんと時間が空いた。
で、不思議とはっきり思い出せるのは、彼のシャツに染みついた、知らない香水の匂いだ。
からかっていたはずが、自分の方が火照っていた。
深く舌を絡められ、あたしは彼の首に腕を回した。
強く抱き寄せられ、お腹の底がじわりと蕩けた。
スカートをじれったいほど焦らして脱がされ、腰の奥が勝手にくねった。
スカートのファスナーを一つずつ外され、ねだるように彼を見上げた。
濡れそぼった花びらをきゅっと摘ままれるたびに、背筋がびくりと跳ねた。
胸の先をつぷりと押し開かれ、肩がじんと熱を持った。
(じゅる、とろとろ、ぬちゃ)
「はぁっ…溶けちゃう〜っ」
「あかり、感じてる顔、色っぽいよ」
尖った乳首をきゅっと摘ままれるたびに、内ももがじわりと蕩けた。
腰のくびれに容赦のない指を感じて、息がじわりと蕩けた。
「はぅ…もっと激しくぅ…」
肌のぶつかる音しか聞こえないまま、あたしは理性を手放した。
真上から腰を落とされ、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、肌が焼けるように熱い。
片脚を抱え上げられて深く繋がり、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、つい脚に力が入ってしまった。
(びくんっ、ぴく)
「そんなにしないで…ひぅっ」
「あかり、震え方、全部見たくなる」
Y夫さんが奥をずんと突き上げると、膝の裏から力が抜けた。
ゆっくりと押し入られると、膝の裏が細かく痙攣した。
Y夫さんが根元まで一息に押し込むと、腰の奥がきゅっと縮こまった。
「くぅっ…お願い、もう無理……」
きゅうっと締まった瞬間、あたしは彼の腕の中でぐったりと脱力した。
「ひぅ…全部あげる、、、」
少し休んだあと、体位を変えられて、また奥まで導かれた。
膝の裏をきゅっと摘ままれるたびに、こめかみが焼けるように熱い。
鎖骨のくぼみをきゅっと摘ままれ、喉の奥から力が抜けた。
Y夫さんが耳たぶにそっと歯を立てると、内ももがぴくんと反応した。
「壊れちゃう…は…っぅ…」
「たまらないな」
Y夫さんが背中の中心にそっと歯を立てると、喉の奥が強張った。
Y夫さんが下腹部をきつく吸い上げると、内ももが勝手にくねった。
Y夫さんが太ももの内側に舌を這わせると、お腹の底がひくついた。
「ひぁっ…壊れちゃうっ」
軋むヘッドボードしか聞こえないまま、全身が芯から蕩けた。
Y夫さんがゆっくりと沈み込むと、膝がじんと熱を持った。
(ぬぷぬぷ、じん…)
「Y夫さん…はぁっ…奥、頭が真っ白ぅ…」
「肌、吸いつくね」
Y夫さんが腰を強く打ちつけると、膝が甘く痺れた。
最奥をぐりぐりと押し上げられ、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、あたしはシーツを握りしめた。
根元まで一気に貫かれ、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、お腹の底がとろけそうになった。
(ふるっ、ぴく)
「ふぁ…もっと……」
声を上げる間もなく、あたしは彼の腕の中でぐったりと脱力した。
「気持ちいい…ふぁ…!」
少し休んだあと、後ろから抱え直されて、また深く繋がった。
潤んだ奥をじっくり吸い上げられ、しがみつく腕に力がこもった。
脇腹を強く揉みしだかれ、首筋が震えて止まらない。
Y夫さんがうなじをきつく吸い上げると、肩が小刻みに震えた。
(ふるっ、はぁん、びくびく)
「ひぅ…変になる…!」
「求め方、反則だよ」
首筋を焦らすようになぞられ、胸の奥がじわりと蕩けた。
内ももに痺れるような刺激を感じて、全身が細かく痙攣した。
敏感な芽をゆっくり撫で上げられるたびに、腿の付け根がふわりと浮いた。
(ずんっ、んっ、ぎゅっ)
「Y夫さん…変になる…んっぅ…」
肌のぶつかる音に混じって、全身が焼けるように熱い。
(ずんっ、ちゅっ)
「Y夫さん…そこ弱いの…は…っ〜っ」
「あかり、乱れ方、堪らないな」
(とくん、とろり)
「Y夫さん…頭が真っ白…は…っっ…」
目の前が白く飛んで、あたしは彼の腕の中でぐったりと脱力した。
「恥ずかしい…やっ、、、」
「家庭は壊さない」が、二人の暗黙のルールだった。
脱いだ靴下、玄関に置きっぱなしだったの今思い出した。
欲しかったものを手にして、後ろめたさだけが濃くなった。
いやもう誰にも打ち明けられない——どうしようもなく。
季節が巡って彼のシャツに染みついた、知らない香水の匂いを目にすると、あの夜に一瞬で引き戻される。