連休の午後に交わした過ち
楓(30代半ば・パート事務 / 相手は達也さん(ママ友の夫)
よく「後悔してないの?」と聞かれるから、ここに打ち明けてみる。
産後ずっと女扱いされなかった反動で、断る理由を手放していた…
気づけば私は、女であることを諦めかけていた。
達也さんはママ友の夫。近所の目もあるのに、という枷が、少しずつ緩んでいた。
子どもの運動会の帰り、達也さんと二人で反省会になった。
うまく言葉が出なくて、ただ小さく頷くのが精一杯だった。
「…もう、許して」
隣の部屋のテレビがうっすら聞こえてて、変に気が散った。
彼のシャツに染みついた、知らない香水の匂いが、記憶の真ん中に居座っている。
そっと顎を掬われ、内ももが芯から蕩けた。
「まだ終わらせないよ」
キャミソールをはだけられ、下腹の奥がわなないた。
濡れた下着を引き下ろされ、全身が小刻みに震えた。
達也さんが腰のくびれに指を這わせると、指先がずくずくと疼いた。
達也さんが尖った乳首を舌先で転がすと、肩がぴくんと反応した。
太ももの内側を熱い息でくすぐられ、腰から下がぞくりと粟立った。
「はぅ…そこ、そんなにしないでっ」
「声、我慢しないで」
達也さんがうなじに唇を押し当てると、わたしは小さく首を振った。
敏感な芽にぬるりとした感触を感じて、恥ずかしくて目をつぶるしかなかった。
潤んだ奥を強く揉みしだかれ、指の先がこわばった。
(こく、じゅる、ぱちゅん)
「ひぁっ…止まらないっ」
達也さんが根元まで一息に押し込むと、胸の奥がとろけそうになった。
繋がったまま抱き起こされ、こめかみがぴくんと反応した。
また、波が来る。
(ふるり、ぬちゅ)
「そんなにしないで…ああっ…」
「声、全部見たくなる」
片脚を抱え上げられて深く繋がり、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、消え入りそうな声しか出なかった。
浅いところを焦らすように擦られ、わたしは小さく首を振った。
(ずちゅん、ぬちゅっ)
「やっ…ねえ、奥まで来て、、、」
こらえていたものが弾けて、わたしはしばらく動けなかった。
「深いところ…んぅぅ…」
事が済むと、達也さんはさっさとシャワーへ消えた。
解放感の裏で、後ろめたさもちゃんと育っていた、夫への嘘だけが増えていく。
その、罪悪感は消えてくれない——きっとこの先も。
不意に彼のシャツに染みついた、知らない香水の匂いを目にすると、時効にならない何かが疼く。
ソファの上の照明が消し忘れてて、それだけ覚えてる。