出張先での沼
EE(アラフォー・スーパーのパート / 相手は翼さん(行きつけの美容師)
自分がまだ求められるのか確かめたくて——断る理由を手放していた。
大事にされたいという気持ちだけが、少しずつ膨らんでいた。
翼さんは行きつけの美容師。真面目に生きてきたのに、という縛りが、かえって甘くなった。
閉店まで話し込んで、翼さんに「送るよ」と言われた。
いまだにはっきり思い出せるのは、枕元で何度も震えたスマホの通知音——それだけは今も色褪せない。
深入りしないのが、自分の流儀だった。
「好きとかじゃないから」
書きながら、誰かに聞いてほしかっただけかもしれない……。
耳元で名前を囁かれ、あたしは天井を見つめたままだった。
「EE、隠さなくていい」
肩紐を引き下ろされ、こめかみがじんと熱を持った。
ワンピースの背中のジッパーをぷつりと外され、肌が勝手にくねった。
うなじをつぷりと押し開かれ、抵抗する気力もなかった。
腰のくびれを強く揉みしだかれるたびに、みぞおちがきゅうっと締まった。
(ずぷ、ぱんっ)
「やっ…止まらない〜っ」
「EE、そんな声、反則だよ」
背中の中心に焦らすような指先を感じて、腿の付け根がじわりと蕩けた。
耳たぶを転がすように弄られ、声が芯から蕩けた。
鎖骨のくぼみをそっと甘噛みされるたびに、お腹の底から力が抜けた。
「んっ…もっと激しく、、、」
一突きごとに体を揺らされ、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、つま先が震えて止まらない。
濡れた水音に頭を溶かされて、肌がこわばった。
「あっ…そこ弱いのっ」
「EE、まだ終わらせないよ」
翼さんが奥をずんと突き上げると、あたしはもう声を殺せなかった。
小刻みに突き上げられ、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、あたしはただ長い息を吐いた。
(ぱんっ、ぎゅっ、ぬちゅっ)
「はぁっ…だめ、止めないで…」
背中が大きくしなって、あたしは小刻みに震え続けた。
「あっ…溶けちゃうっ…」
何度目かも分からない頃、濡れた体のまま次の波に引きずり込まれた。
尖った乳首をきゅっと摘ままれ、息が上がって言葉が出ない。
翼さんが内ももにそっと歯を立てると、あたしは涙目になった。
濡れそぼった花びらをつぷりと押し開かれ、下腹の奥がきゅっと縮こまった。
(ちゅく、ずんっ、こく)
「止めないで…はぁっぅ…」
「EE、その表情、反則だよ」
太ももの内側を熱い息でくすぐられるたびに、声を出すまいと決めていた。
首筋をきゅっと摘ままれるたびに、爪先が震えて止まらない。
胸の先をくすぐるように触れられ、腰の奥がきゅうっと締まった。
「ぁ…イッちゃう〜っ」
翼さんがリズムを上げて攻め立てると、首筋が甘く痺れた。
湿った衝突音を立てながら、爪先が波打った。
(ずぷ、ぴく)
「くぅっ…待って、溶けちゃう〜っ」
「EE、全部見せて」
二人分の乱れた息しか聞こえないまま、太ももが焼けるように熱い。
抜き差しを繰り返され、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、抵抗する気力もなかった。
最奥をぐりぐりと押し上げられ、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、つま先がわなないた。
「んぅ…うそ、イッちゃう〜っ」
一気に高みへ押し上げられ、あたしの中が強く締まった。
「翼さん…ひぁっ…ねえ、もっと激しくっ…」
少し休んだあと、気づけば二度目が始まっていた。
膝の裏をくすぐるように触れられるたびに、下腹の奥が芯から蕩けた。
潤んだ奥を舌先で舐め上げられるたびに、不覚にも声が漏れた。
(ぐちゅん、ぱんっ)
「ひぁっ…我慢できないぅ…」
「EE、潤んだ目、そそるね」
脇腹に容赦のない指を感じて、肌が勝手に浮き上がった。
敏感な芽を激しく掻き回されるたびに、耳の奥が震えて止まらない。
「ひぅ…気持ちいい〜っ」
繋がったまま抱き起こされ、膝が震えて止まらない。
(ちゅく、とろり、ぴちゅ)
「翼さん…んあっ…待って、して〜っ」
「EE、旦那さんには内緒だよ」
翼さんがリズムを上げて攻め立てると、こめかみが震えて止まらない。
ゆっくりと押し入られると、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、うなじがきゅっと縮こまった。
(ぬちゅ、びくびく、くちゅ)
「ひぅ…そこ、気持ちいい……」
きゅうっと締まった瞬間、指先まで痺れが走った。
「翼さん…んっ…見ないで…!」
気づけば、翼さんの予定に自分の生活を合わせていた。
特別扱いされて舞い上がって、次の連絡を待つ側になった。
罪悪感は消えてくれない——それが正直なところだ。
季節が巡って枕元で何度も震えたスマホの通知音が鼻をかすめると、体の奥がざわりとする。