金曜の夜、兄の親友と背徳
菜々子(30代半ば・スーパーのパート / 相手は雅人さん(兄の親友)
女として扱われたい、気持ちに、正直になってしまった。
この家では、女として見られることなんてなくなっていた。
雅人さんは兄の親友。夫を裏切ることになると、痛いほど自覚していた。
準備で二人だけ残ることになり、雅人さんとの距離が急に近づいた。
昼下がりの、生活感のないホテルの静けさだけは、今も手放せない…
うまく言葉が出なくて、ただ小さく頷くのが精一杯だった…
時計は3時前を回ってて、それだけはっきり覚えてる。
額を合わせたまま、あたしは声を殺して耐えた。
スカートのファスナーを緩められ、太ももが甘く痺れた。
タイツをそっと脱がされ、肩がぴくんと反応した。
シャツのボタンを一つずつ外され、消え入りそうな声しか出なかった。
耳たぶをじっくり吸い上げられ、喉の奥から力が抜けた。
鎖骨のくぼみを熱い息でくすぐられるたびに、漏れた声に自分で驚いた。
(ふるり、きゅん)
「は…っ…そんな、頭が真っ白…」
「菜々子、感じてる顔、たまらないよ」
雅人さんが脇腹を爪の先でなぞると、背筋が焼けるように熱い。
下腹部をそっと甘噛みされるたびに、つま先がとろけそうになった。
濡れそぼった花びらに遠慮のない愛撫を感じて、背筋が芯から蕩けた。
(くちゅくちゅ、とくん)
「おかしくなる…んあっ、、、」
後ろから深く突かれ、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、つま先がびくりと跳ねた。
雅人さんが腰を強く打ちつけると、腰がじわりと蕩けた。
「は…っ…だめ、深いところっ…」
「菜々子、感じてる顔、可愛すぎる」
ゆっくりと押し入られると、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、太ももが波打った。
抜き差しを繰り返され、恥ずかしくて目をつぶるしかなかった。
「焦らさないで…ひぁっぅ…」
こらえていたものが弾けて、あたしは背をのけぞらせて固まった。
「雅人さん…我慢できない…ふぁっ」
呼吸も整わないうちに、「まだ足りない」と耳元で囁かれた。
敏感な芽に止まらない指の動きを感じて、腰から下が芯から蕩けた。
雅人さんが背中の中心にそっと歯を立てると、喉の奥がとろけそうになった。
腕が、うまく力が入らない。
「ぁ…奥、止めないで、、、」
「菜々子、とろけ方、反則だよ」
潤んだ奥を転がすように弄られ、肌が焼けるように熱い。
雅人さんが首筋を舌先で転がすと、下腹の奥がきゅっと縮こまった。
「ふぁ…してぅ…」
リズムよく揺さぶられ、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、あたしは小さく首を振った。
繋がったまま抱き起こされ、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、こらえていたものが緩んだ。
腰が、汗ばんでいる。
(ぐちゅ、きゅうっ、びくんっ)
「雅人さん…ぁ…してぅ…」
「もう限界?」
片脚を抱え上げられて深く繋がり、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、うなじが勝手にくねった。
雅人さんがリズムを上げて攻め立てると、全身がわなないた。
「はぁっ…やだ、頭が真っ白っ…」
全身が硬直して、あたしの中が強く締まった。
「止めないで…はぁっぅ…」
口裏を合わせる前に、綻びが露見した…
渇きが癒えた気がして、後ろめたさだけが濃くなった。
結局のところ、元には戻れないと悟った。
あれ以来昼下がりの、生活感のないホテルの静けさを思い出すと、無防備ではいられなくなる。