担当の営業マンと、後戻りできない痕跡
G子(アラフォー・保育士 / 相手は裕介さん(担当の営業マン)
自慢でも懺悔でもなく、言葉にして残しておきたい。
単身赴任で家に誰もいない解放感から——手を伸ばしたのは、私からだった。
この家では、褒められることなんて思い出せなくなっていた。
正直、この辺、記憶がちょっと曖昧なんだけど……。
裕介さんは担当の営業マン。夫を裏切ることになると、分かった上で目をつぶった。
夫が出張でいない週末、裕介さんから「少し会えないか」と連絡が来た。
てかさ、後先なんて、その時はまるで考えていなかった。
いや、思い出したら顔が熱くなってきた……。
他の何より手触りごと残っているのは、彼のシャツに染みついた、知らない香水の匂いだ。
首筋を吸われ、背筋がびくりと跳ねた。
「濡れ方、見てられないな」
キャミソールを引き下ろされ、気持ちよさに素直に声を上げた。
背中のホックを緩められ、みぞおちが強張った。
裕介さんが濡れそぼった花びらにそっと歯を立てると、腿の付け根が強張った。
尖った乳首をきゅっと摘ままれるたびに、声から力が抜けた。
「気持ちいい…んぅ、、、」
「感じてる顔、そそるね」
下腹部を円を描くように擦られ、太ももが波打った。
鎖骨のくぼみに焦らすような指先を感じて、枕に顔をうずめた。
胸の先をねっとりと舐められ、こらえていたものが緩んだ。
(きゅん、ずちゅん、びくっ)
「裕介さん…はぅ…我慢できない〜っ」
真上から腰を落とされ、全身がこわばった。
ゆっくりと押し入られると、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、私は彼の首に腕を回した。
二人分の乱れた息しか聞こえないまま、私は息を詰めた。
「止めないで…くぅっ…!」
「G子、素直だね」
小刻みに突き上げられ、私は快感に溺れていった。
後ろから深く突かれ、お腹の底が勝手に浮き上がった。
最奥をぐりぐりと押し上げられ、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、私は背をのけぞらせた。
「裕介さん…全部あげる…ふぁ〜っ」
頭の芯が痺れて、涙が一粒こぼれた。
「んっ…もう無理ぅ…」
事が済むと、裕介さんはさっさとシャワーへ消えた。
背徳の甘さを覚えて、嘘をつく回数が増えた。
なんか罪悪感は消えてくれない——認めるしかない。
何かの折に彼のシャツに染みついた、知らない香水の匂いに出くわすと、体の奥がざわりとする。