衝動、マンションの管理人と
遥(仮)(アラフォー・ヨガ講師 / 相手は健一さん(マンションの管理人)
一応誰にも見せない渇きを抱えて、後先を考えるのをやめてしまった。
大事にされたいという気持ちだけが、日ごとに濃くなっていた。
健一さんはマンションの管理人。指輪をした身で、という枷が、少しずつ緩んでいた。
レッスンのあと、健一さんに食事に誘われて断れなかった。
他の何より強く残っているのは、飲みかけで温くなった缶コーヒーばかりが、やけに残った。
そういえばその日、スマホ機内モードのままだったんだよね。
感情より先に、体が勝手に答えを出していた。
「名前、呼ばなくていい」
髪をやさしく撫でられ、肩がきゅっと縮こまった。
耳元で名前を囁かれ、膝から力が抜けた。
「遥、もっと欲しいんだろ」
シャツのボタンを緩められ、私はいやいやと首を振った。
濡れた下着をじれったいほど焦らして脱がされ、抵抗する気力もなかった。
濡れそぼった花びらにぬるりとした感触を感じて、下腹の奥がきゅうっと締まった。
腰のくびれに容赦のない指を感じて、肩が震えて止まらない。
敏感な芽を転がすように弄られ、背筋がきゅうっと締まった。
「んぅ…離さないで…」
「遥、溶けそうな顔してる」
内ももを強く揉みしだかれ、体の反応を他人事のように感じた。
首筋をねっとりと舐められ、膝の裏がきゅうっと締まった。
尖った乳首を舌先で舐め上げられ、背中が細かく痙攣した。
(はぁん、じゅる、ぎゅっ)
「健一さん…もう無理…はぁっ…」
健一さんが腰を強く打ちつけると、爪先が強張った。
小刻みに突き上げられ、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、つま先が震えて止まらない。
健一さんがゆっくりと沈み込むと、私は唇を引き結んだ。
(ぱちゅん、びくっ、きゅん)
「止まらない…あっぅ…」
「遥、潤んだ目、そそるね」
健一さんがゆっくりと沈み込むと、耳の奥がぴくんと反応した。
繋がったまま抱き起こされ、つま先が勝手に浮き上がった。
きしむマットレスの音に混じって、指の先が波打った。
「あっ…奥まで来て〜っ」
頭の芯が痺れて、私は背をのけぞらせて固まった。
「ひぅ…奥、もっと…!」
息を整える暇もなく、今度は私のほうから求めていた。
太ももの内側を指の腹でこね回されるたびに、私は名前を呼ぶのが精一杯だった。
潤んだ奥をくすぐるように触れられ、背筋が小刻みに震えた。
(ふるり、じゅる、ちゅっ)
「ぁ…うそ、見ないで、、、」
「遥、感じてるの、丸わかりだよ」
健一さんが背中の中心を舌先で転がすと、私はもっと、とねだってしまった。
下腹部に痺れるような刺激を感じて、肌が細かく痙攣した。
「あっ…全部あげるっ…」
後ろから深く突かれ、背筋が波打った。
健一さんが最奥を抉るように穿つと、指の先がきゅうっと締まった。
(ずちゅ、ぴく)
「ああっ…そこ、止まらないっ…」
「遥、反応、色っぽいよ」
軋むヘッドボードが響くなか、感覚だけが妙に鮮明だった。
片脚を抱え上げられて深く繋がり、声を出すまいと決めていた。
「頭が真っ白…は…っ〜っ」
頭の芯が痺れて、熱い波がゆっくり引いていった。
「ああっ…奥、深いところぅ…」
リードされるはずが、気づけば健一さんを翻弄していた。
ときめきを思い出せて、家族の顔が浮かんで苦しくなった。
時間が経つほど、元には戻れないと悟った。
あれ以来飲みかけで温くなった缶コーヒーが蘇ると、心臓が小さく跳ねる。
ちなみに飲んでたのはハイボール、たぶん3杯目。