みなみ(仮)、ただれた夜想曲の記録
みなみ(仮)(結婚3年目・スーパーのパート / 相手は圭さん(同窓会で再会した初恋の人)
膝の裏をそっと甘噛みされ、下腹の奥が波打った。
先走ってしまったけど、冷静に振り返ってみる。
危ういと知りながら、自分でも驚くほど大胆になっていた…
夫とは、気づけばそばにいてもらうことも途絶えていた。
飲みかけのペットボトル、床に置きっぱなしだったの今思い出した。
圭さんは同窓会で再会した初恋の人。相手も妻子持ちだと、痛いほど自覚していた。
圭さんの家に、置き忘れた社員証を取りに行っただけだった。
換気扇がずっと立てていた低い音だけが、時間に流されず残った。
スマホの充電が12%で、それだけ妙に覚えてる。
心は動かさない、そう決めていたはずだった。
「割り切ってるでしょ、お互い」
背中に手を回され、指の先がふわりと浮いた。
頬を包まれて、首筋がわなないた。
背中のホックを緩められ、耳の奥がこわばった。
タイツをずらされ、うなじがぴくんと反応した。
圭さんが下腹部を指で押し広げると、感覚だけが妙に鮮明だった。
太ももの内側をきゅっと摘ままれるたびに、太ももがずくずくと疼いた。
潤んだ奥にぬるりとした感触を感じて、わたしはただ長い息を吐いた。
(くぷ、んっ、ずちゅ)
「は…っ…我慢できない……」
「みなみ、声、可愛すぎる」
うなじを小刻みに刺激されるたびに、わたしは天井を見つめたままだった。
圭さんが敏感な芽を手のひらで包み込むと、冷静でいようとするほど乱れた。
胸の先を転がすように弄られ、内ももがぴくんと反応した。
「はぁっ…そこ弱いの、、、」
圭さんが最奥を抉るように穿つと、爪先がふわりと浮いた。
一突きごとに体を揺らされ、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、腿の付け根がじわりと蕩けた。
(んっ、とろん)
「止まらない…は…っっ…」
「震え方、反則だよ」
根元まで一気に貫かれ、腿の付け根がとろけそうになった。
圭さんが浅い場所を焦らすように擦ると、うなじがじわりと蕩けた。
小刻みに突き上げられ、みぞおちがきゅっと縮こまった。
(ぬちゃ、きゅうっ)
「くぅっ…変になるぅ…」
何度目かの波で、わたしは彼にしがみついたまま昇りつめた。
「んあっ…溶けちゃうっ…」
封筒を渡されたとき、断れない自分に気づいた。
渇きが癒えた気がして、それでも夫への嘘だけが増えていく。
抜け出せる自信がない——認めるしかない。
今でも換気扇がずっと立てていた低い音に触れると、体の奥がざわりとする。