とろけるような取引先の若い担当
Y子(30代後半・看護師 / 相手は航平さん(取引先の若い担当)
あとになって、航平さんに家庭があると知った。
順番が前後したけど、経緯を最初から書かせてほしい。
ちなみに飲んでたのはウーロンハイ、たぶん何杯目。
歳を重ねる焦りに背中を押されて——断る理由を手放していた。
夫とは、長いあいだ会話らしい会話も忘れていた。
航平さんは取引先の若い担当。母親なんだから、と唱えるのが精一杯だった。
夫と喧嘩した勢いで家を出て、気づけば航平さんに電話していた。
正直窓の外でゆっくり回る観覧車の灯りが、記憶の真ん中に居座っている。
「こんなの、どうかしてる」と何度も自分に言い聞かせた。
「弱み、握られたくないの」
飲みかけのペットボトル、ソファの上に置きっぱなしだったの今思い出した。
うなじに口づけられ、声を殺す意味も感じなかった。
下着をはだけられ、「もっと」とだけ言った。
スカートのファスナーを焦らすように外され、腿の付け根がひくついた。
太ももの内側をくすぐるように触れられ、腿の付け根がずくずくと疼いた。
航平さんが腰のくびれを舌先で転がすと、爪先がこわばった。
航平さんが尖った乳首をきつく吸い上げると、膝の裏が勝手にくねった。
(ぬるり、くぷ)
「頭が真っ白…やっ、、、」
「Y子、隠さなくていい」
脇腹をゆっくり撫で上げられ、つま先がずくずくと疼いた。
膝の裏を指の腹でこね回されるたびに、うなじが勝手に浮き上がった。
潤んだ奥に止まらない指の動きを感じて、腰がじんと熱を持った。
(ぬちゃ、ぴく)
「ひぅ…もっと…!」
濡れた水音が響くなか、わたしは短く彼の名を呼んだ。
根元まで一気に貫かれ、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、息が強張った。
後ろから深く突かれ、肌がきゅっと縮こまった。
つま先が、火照っている。
(ぞくり、びくびく)
「やっ…お願い、気持ちいい〜っ」
「Y子、声、可愛すぎる」
一突きごとに体を揺らされ、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、身をよじることしかできなかった。
片脚を抱え上げられて深く繋がり、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、指先がびくりと跳ねた。
抜き差しを繰り返され、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、「もう無理」と短く言った。
(ぞくり、ぴく、ぱんっ)
「んっ…深いところ……」
頭の芯が痺れて、わたしの中が強く締まった。
「もっと激しく…やっっ」
満たされるほど、乾きが際立った、誰にも打ち明けられない。
また会いたくなる自分がいる——どうしようもなく。
何かの折に窓の外でゆっくり回る観覧車の灯りを目にすると、あの夜に一瞬で引き戻される。
そういえばその日、洗濯物を取り込み忘れてたんだよね。