余韻、義理の弟の友人と
Y子(20代後半・在宅ワーカー / 相手は健吾(仮)さん(義理の弟の友人)
誰にも話したことはないけど、吐き出させてほしい。
久しぶりに向けられた熱い視線に負けて、止まる理由が、思いつかなかった。
気づけば、女として見られることがぷつりと止まっていたことに、慣れてしまっていた。
健吾(仮)さんは義理の弟の友人。近所の目もあるのに、という縛りが、かえって甘くなった。
夫が出張でいない週末、健吾(仮)さんから「少し会えないか」と連絡が来た。
主導権を握っているのは自分だと、どこかで楽しんでいた。
「素直になったら?」
カーテンの隙間から差す街灯の白が、あの夜と分かちがたく結びついている。
ちなみに飲んでたのはジントニック、たぶん何杯目。
背中に手を回され、うなじが震えて止まらない。
頬を包まれて、指先が甘く痺れた。
背中のホックをぷつりと外され、「もう無理」と甘えた声が出た。
キャミソールをそっと脱がされ、私は自分から唇を求めた。
ワンピースをそっと脱がされ、声がびくりと跳ねた。
健吾(仮)さんが内ももを爪の先でなぞると、うなじがぞくりと粟立った。
脇腹を焦らすようになぞられるたびに、胸の奥がずくずくと疼いた。
「おかしくなる…ぁ、、、」
「感じすぎだろ」
膝の裏を熱い息でくすぐられ、腰の奥が甘く痺れた。
鎖骨のくぼみに止まらない指の動きを感じて、首筋がふわりと浮いた。
(ちゅく、ぬるり、じゅる)
「健吾(仮)さん…ああっ…もう、焦らさないで、、、」
抜き差しを繰り返され、腰が勝手に浮き上がった。
二人分の乱れた息に頭を溶かされて、膝がぞくりと粟立った。
片脚を抱え上げられて深く繋がり、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、恥ずかしげもなく腰を揺らした。
「健吾(仮)さん…離さないで…は…っ…!」
「Y子、もっと欲しがっていい」
湿った衝突音に頭を溶かされて、膝が波打った。
小刻みに突き上げられ、声が勝手にくねった。
後ろから深く突かれ、何かにすがりたくて手が泳いだ。
「くぅっ…やだ、止まらないぅ…」
一気に高みへ押し上げられ、私は彼の腕の中でぐったりと脱力した。
「健吾(仮)さん…あっ…イッちゃう、、、」
少し休んだあと、彼はまた覆いかぶさってきた。
太ももの内側を円を描くように擦られ、喉の奥がふわりと浮いた。
敏感な芽をじっくり吸い上げられ、耳の奥がずくずくと疼いた。
「は…っ…だめ、そんなにしないで…」
「Y子、肌、吸いつくね」
健吾(仮)さんが濡れそぼった花びらを手のひらで包み込むと、首筋がびくりと跳ねた。
腰のくびれをじっくり吸い上げられ、みぞおちが甘く痺れた。
(とくん、ずぷ、ぷちゅ)
「もう無理…ぁっ」
一突きごとに体を揺らされ、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、息が細かく痙攣した。
最奥をぐりぐりと押し上げられ、爪先がひくついた。
時間の感覚が飛ぶ。
「健吾(仮)さん…ああっ…お願い、恥ずかしい、、、」
「求め方、そそるね」
ゆっくりと押し入られると、声を我慢する気なんてなかった。
健吾(仮)さんがゆっくりと沈み込むと、「もう無理」と甘えた声が出た。
(びくびく、とろん)
「そんなにしないで…やっ…!」
一気に高みへ押し上げられ、私は彼にしがみついたまま昇りつめた。
「くぅっ…イッちゃう…!」
翌月、健吾(仮)さんは遠くへ転勤していった。
欲しかったものを手にして、渇きはもっと深くなった。
気づけば、優しさの方がたちが悪いと知った。
季節が巡ってカーテンの隙間から差す街灯の白を目にすると、体の奥がざわりとする。