離れでの危険な時間
里穂(30歳・ヨガ講師 / 相手は俊介(仮)さん(習い事で一緒になった人)
尖った乳首に止まらない指の動きを感じて、指先がじんと熱を持った。
いきなり濃いところから書いてしまったけど、冷静に振り返ってみる。
部屋が微妙に散らかってて、我ながらどうかと思った。
夫だけずるい、という思いから——手を伸ばしたのは、私からだった。
夫とは、新婚の頃を最後に求められることも遠い記憶になっていた。
俊介(仮)さんは習い事で一緒になった人。友人の夫でもあると、それでも惹かれていく速さが怖かった。
マンションのエレベーターが止まり、俊介(仮)さんと閉じ込められた…
いまだに焼きついて離れないのは、平日昼のカーテン越しの光——それだけは今も色褪せない…
恥ずかしいのに、逃げ出せなかった。
「…こんな私で、いいの?」
背中に手を回され、腰の奥が小刻みに震えた。
そっと顎を掬われ、喉の奥が強張った。
「里穂、もう一回いける?」
下着をはだけられ、膝がじわりと蕩けた。
シャツのボタンをそっと外され、息がわなないた。
俊介(仮)さんが敏感な芽に指を這わせると、あたしは身を固くした。
鎖骨のくぼみを小刻みに刺激されるたびに、背筋がじんと熱を持った。
内ももをつぷりと押し開かれるたびに、腰の奥が震えて止まらない。
呼吸が、うまく力が入らない。
「焦らさないで…くぅっ、、、」
「里穂、かわいいよ」
俊介(仮)さんが尖った乳首を指で押し広げると、あたしは彼の背にすがりついた。
腰のくびれに焦らすような指先を感じて、内ももが勝手に浮き上がった。
脇腹を小刻みに刺激され、全身から力が抜けた。
(くちゅくちゅ、ぴくぴく、ぬちゅっ)
「俊介(仮)さん…んあっ…奥、奥まで来て……」
俊介(仮)さんが根元まで一息に押し込むと、息がとろけそうになった。
俊介(仮)さんが最奥を抉るように穿つと、息が強張った。
「はぅ…して〜っ」
「目、そらさないで」
湿った衝突音に頭を溶かされて、消え入りそうな声しか出なかった。
一突きごとに体を揺らされ、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、爪先がずくずくと疼いた。
「んっ…深いところ…」
きゅうっと締まった瞬間、あたしは小刻みに震え続けた。
「ひぅ…うそ、して…!」
気づけば、俊介(仮)さんの予定に自分の生活を合わせていた。
背徳の甘さを覚えて、戻れない場所まで来てしまった。
戻れる気がしない——どうしようもなく。
季節が巡って平日昼のカーテン越しの光が蘇ると、後悔と未練が同じ顔で並ぶ。