春の宵の火遊び
冴子(40代前半・看護師 / 相手はYさん(友達の彼氏)
誰にも話したことはないけど、それでも記録として残す。
触れられない生活に疲れて、止まる理由が、思いつかなかった。
夫とは、子どもが生まれてから肌を重ねることも忘れていた…
スマホの充電が12%で、それだけ妙に覚えてる。
Yさんは友達の彼氏。越えてはいけない一線だと、何度も自分に言い聞かせた。
残業に付き合ってくれたYさんと、二人きりになった。
もっと、と口にする自分を止められなかった。
カーテンの隙間から差す街灯の白——それが、あの夜の入り口だった。
頬を包まれて、こめかみがふわりと浮いた。
スカートをずらされ、膝の裏がきゅうっと締まった。
タイツをじれったいほど焦らして脱がされ、つま先がこわばった。
敏感な芽を指の腹でこね回され、わたしは名前を何度も呼んだ。
胸の先を転がすように弄られ、腰がぞくりと粟立った。
「ふぁ…イッちゃうっ…」
「冴子、求め方、反則だよ」
うなじをねっとりと舐められ、胸の奥が勝手に浮き上がった。
脇腹を転がすように弄られ、肌がびくりと跳ねた。
膝の裏を舌先で舐め上げられ、こめかみが小刻みに震えた。
「ひぁっ…おかしくなる……」
根元まで一気に貫かれ、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、耳の奥が焼けるように熱い。
後ろから深く突かれ、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、わたしは震える声で「もっと」と言った。
(びくびく、ぱちゅん)
「んぅ…変になる…!」
「もう放してあげない」
リズムよく揺さぶられ、頭が真っ白になりかけた。
Yさんがゆっくりと沈み込むと、お腹の底がきゅっと縮こまった。
片脚を抱え上げられて深く繋がり、ぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴り、膝の裏がひくついた。
「ふぁ…してっ」
こらえていたものが弾けて、わたしの中が強く締まった。
「Yさん…ひぅ…そんな、変になる、、、」
膝が笑ったまま、今度はわたしのほうから求めていた。
潤んだ奥をくすぐるように触れられ、わたしは「だめ」と言いながらしがみついた。
太ももの内側をつぷりと押し開かれ、指の先がとろけそうになった。
「ぁ…だめ、頭が真っ白っ…」
「求め方、堪らないな」
Yさんが背中の中心に舌を這わせると、「そこ」とつい口走った。
Yさんが濡れそぼった花びらを爪の先でなぞると、みぞおちがふわりと浮いた。
耳たぶに焦らすような指先を感じて、膝が芯から蕩けた。
(ぞくり、とろり、ぬちゃ)
「んぅ…待って、そこ弱いの……」
ゆっくりと押し入られると、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、背中がわなないた。
最奥をぐりぐりと押し上げられ、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、背筋が震えて止まらない。
真上から腰を落とされ、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、感じるたびに声がこぼれた。
「頭が真っ白…やっっ」
「冴子、全部欲しい」
肌のぶつかる音しか聞こえないまま、胸の奥が甘く痺れた。
Yさんが浅い場所を焦らすように擦ると、腰から下がきゅっと縮こまった。
抜き差しを繰り返され、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、うなじがふわりと浮いた。
(ちゅっ、きゅん、びくっ)
「はぅ…奥、焦らさないでぅ…」
きゅうっと締まった瞬間、わたしは彼の腕の中でぐったりと脱力した。
「Yさん…溶けちゃう…ああっ…!」
もう会わないと誓った口で、また誘っていた。
背徳の甘さを覚えて、それでも戻れる気がしない。
ほんとに終わらせ方が分からない——それが正直なところだ。
今でもカーテンの隙間から差す街灯の白が耳に届くと、あの夜に一瞬で引き戻される。