ママ友の夫とのためいき
紗英(結婚7年目・在宅ワーカー / 相手はA介さん(ママ友の夫)
終わった瞬間、A介さんはまるで他人の顔に戻った。
つい核心から書いたけど、そこに至るまでを順に話す。
正直、こんな私を笑ってくれてもいい……。
自分を取り戻したい、そんな自分を、その夜だけは許した。
夫とは、もう何年も見つめ合うことも遠い記憶になっていた。
A介さんはママ友の夫。顔見知りが多い相手だと、理性では理解していた。
エレベーターが点検で止まって、A介さんと二人きりで十分ほど閉じ込められた。
まあ隣の部屋から漏れる、誰かの笑い声を、体の方が覚えている。
深入りしないのが、自分の流儀だった。
正直、順番が前後してたらごめん……。
髪をやさしく撫でられ、声がずくずくと疼いた。
スカートのファスナーを一つずつ外され、お腹の底がこわばった。
シャツのボタンをぷつりと外され、耳の奥がきゅっと縮こまった。
太ももの内側を熱い息でくすぐられるたびに、みぞおちが勝手に浮き上がった。
内ももにぬるりとした感触を感じて、あたしはシーツを握りしめた。
濡れそぼった花びらをくすぐるように触れられ、指先が強張った。
「んあっ…してっ」
「紗英、もう限界?」
膝の裏をつぷりと押し開かれるたびに、息が強張った。
脇腹にぬるりとした感触を感じて、抵抗する気力もなかった。
胸の先に遠慮のない愛撫を感じて、背筋がびくりと跳ねた。
「ふぁ…見ないでっ」
A介さんが腰を強く打ちつけると、膝が波打った。
肌のぶつかる音に混じって、腰から下がじんと熱を持った。
「はぁっ…溶けちゃう、、、」
「紗英、震えてるの、かわいい」
繋がったまま抱き起こされ、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、体の反応を他人事のように感じた。
根元まで一気に貫かれ、胸の奥がわなないた。
A介さんが奥をずんと突き上げると、息がぞくりと粟立った。
「んぅ…もっと激しく……」
目の前が白く飛んで、あたしは背をのけぞらせて固まった。
「A介さん…は…っ…奥、もっと激しくぅ…」
余韻に浸る間もなく、後ろから抱え直されて、また深く繋がった。
A介さんが鎖骨のくぼみをきつく吸い上げると、つま先がぞくりと粟立った。
耳たぶを熱い息でくすぐられるたびに、首筋が強張った。
A介さんが腰のくびれに指を這わせると、あたしはもっと、とねだってしまった。
肌が、こわばっている。
「くぅっ…気持ちいいっ…」
「とろけてるの、わかる?」
敏感な芽を小刻みに刺激され、あたしは快感に溺れていった。
潤んだ奥に熱を持った舌先を感じて、爪先がこわばった。
尖った乳首を指の腹でこね回されるたびに、肩から力が抜けた。
(ぎゅっ、ぱちゃ)
「はぁっ…我慢できない…」
最奥をぐりぐりと押し上げられ、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響き、喉の奥がわなないた。
真上から腰を落とされ、胸の奥がぞくりと粟立った。
抜き差しを繰り返され、背筋が勝手に浮き上がった。
(くちゅくちゅ、ぱちゃ)
「くぅっ…我慢できないっ」
「紗英、ずっとこうしたかった」
リズムよく揺さぶられ、ずちゅずちゅと濡れた音が漏れ、不覚にも声が漏れた。
小刻みに突き上げられ、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、背中がわなないた。
後ろから深く突かれ、ぱんぱんと肌のぶつかる音が響き、肩が波打った。
(とくん、とろとろ)
「A介さん…ひぁっ…もう無理…」
目の前が白く飛んで、あたしは彼の腕の中でぐったりと脱力した。
「は…っ…イッちゃう、、、」
ときめきを思い出せて、それでも罪悪感は消えてくれない。
冷静になると、やめ方が分からなくなっていた。
何かの折に隣の部屋から漏れる、誰かの笑い声が鼻をかすめると、無防備ではいられなくなる。